ベトナム、ハノイの日系幼稚園。
輝く太陽の下で、のびのびとたくましく成長する子供達の姿や、幼稚園の楽しい行事、子供たちのエピソードを紹介します。
#この実何の実、気になる実~♪(後編) |
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さて、数日後開かれた給食の先生のよる
「xôi Gấc(ソイガック)教室」 せっかくの機会なので、全クラスがホールに集まって 給食の先生からお話しを聞きました。 まず、準備するのはこちら。 ●餅米(前日から水につけておきました) ●ガックの実 ●日本酒 ●蒸し器 ●砂糖 それでは、おこわ教室スタート☆ ①ガックの実に日本酒を少々入れて混ぜます。 混ぜていくと、赤い色がより鮮明になり 段々とねちょねちょとした粘着を帯びてきます。 ほら、こーんな感じ。 さくらっこ達も身を乗り出して見ています。 日本では見かけないこの果物。 それはそれは、子どもの心に鮮烈に残ることでしょう。 ②このガックを餅米に入れて、よく混ぜ合わせます。 じりじりと前に近づいてくるお友達。 「そうだよねぇ。もっと前でみたいよねぇ。」 ということで、順番に前に来て見てもらいました。 「餅米が赤くなってきたねぇ」 仲良く順番に、間近で見ることが出来ました。 ③よく混ざり合ったら、蒸し器に投入します。 ④蒸し上がったら、熱いうちに砂糖を加えて味を付けます。 これで、完成!! ガック自体にはあまり味がないので、砂糖を入れて甘くします。 緑豆を一緒に入れて食べることもあるそうですが、 今回はシンプルにガックと砂糖だけにしてもらいました。 ほんのり甘いおこわのお味はどうかな? 出来たてを、一口大に丸めてもらいさっそく各クラスで試食タイム♪ こちらは、年少なのはな組さん。 「できたよー。良いにおいするかな?」 あらあら、もう手が伸びてきそうですね(^^) 「1人1個ずつですよ。あら、2つくっついていたね」 「あーん。」なんだか、「おいしいね」の声が聞こえてきそうです。 年中すずらん組さんは、みんなで「いただきまーす」 年長さくら組さんはどうかな? 「ぼく、1口で食べちゃうよー」「えっ?どれどれ?」 「うーん、おいしい!!!」 ほんのり甘くて、幸せなお味でした。 まだまだ園庭にたわわになっているガック。 12月には、おやつで出すことにしました。 ベトナム独特の食材を使ってのおこわ。 実際に、実がなっているところ見て、それを収穫して、料理をする。 これこそ、大切な食育です。 いや、それが自然と出来るとは贅沢な学習ですよね。 自然の実りに感謝。 それでは、ごちそうさまでした・・・ (たこ) ベトナム・ハノイの日系幼稚園 さくらHoaAnhDao幼稚園ホームページ |
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