ベトナム、ハノイの日系幼稚園。
輝く太陽の下で、のびのびとたくましく成長する子供達の姿や、幼稚園の楽しい行事、子供たちのエピソードを紹介します。
#親子講座 |
CATEGORY : [園内活動] |
11月18日(金)年長さくら組の親子対象で
講師に日高恵さんを招き「立腰指導親子講座」を開きました。 ちょっぴり、親子講座と言うことで緊張気味!?の子どもたちでしたが あっという間にいつもの姿に。 ホールで円になって、リラックスしながらお話しを聞いたり 実際に身体を動かしてみたりしながらの講座は あっという間の1時間でした。 まずは、「正しい姿勢について」を学びます。 「みんな、正しい姿勢をしてみて!」と言われると 慌てて、背筋を伸ばします。 でも、実はそれがよい姿勢ではないんですよ! 姿勢とは「3歳までに身につける運動神経があります。 この運動神経が正常に動いている状態のことを正しい姿勢」 と、いうそうです。 詳しく言うと、 ①寝返り ②ずり這い ③ハイハイ ④歩行 これらの運動が、しっかり段階を踏んでやってきたかどうか? これが大切だそうです。 1歳を前に歩き出してしまったり、まだ歩けないのに 歩行器に乗って歩いてみたりすることは、 確実な運動機能を取得出来ずに次のステップに進んでしまうために その後の運動機能に支障がでてくるそうです。 そして、この運動神経は、3歳以降は崩れていく一方だそうです。 正しく体を使えるように、本日から再トレーニング!! さあ、まずは自分たちの体の仕組みについて学びます。 腕の付け根はどこでしょう? 足の付け根はどこでしょう? 肩はどこですか? 首はどこでしょう? 上顎の関節は? 等々・・・たくさんの質問に答えていきます。 みんな、一生懸命に探していますね。 体のお勉強は、みんながはじめて知ったことばかりで 「えー!!ここなの?」「今まで知らなかったー」 と、大騒ぎでした。 その後は、実際に体の動かし方を学びます。 ①寝返り 寝返りは、本来足を引く力だけで体を回します。 ところが、年長のみんなは手や体を使って寝返りをします。 寝返りで必要な「引く力」 先生の見本を見てみましょう!! ほら、手や体を使わず足の力でまわります。 こうやって、ぐるーん!!! 「おーっ!!」と、歓声が起きましたよ。 確かに、赤ちゃんはこうやって寝返りしますね。 みんなも挑戦。 お母様に足を持ってもらって、引いてみます。 出来るかな? ②ずりばい 手の力で、匍匐前進。 なかなかこれもキツイ!! ここでも、腕を引く力が大切になります。 ③はいはい なんと、ちょうど10ヶ月の「赤ちゃん先生が」 お見本になるはいはいを披露してくれました。 確かに!!!手足を前に出して進むのではなく 足の引く力で前に進んでいます。 素晴らしい☆ さあ、この見本を真似て頑張ってみましょう。 しっかりとハイハイした後、体はどうなったかな? なんと、ハイハイ前はすぐにぺちゃんこにつぶれていた体が 押しても、びくともしません。 いわゆる、体幹トレーニングです!! 「本当だぁ~!!!」 と、本人もびっくり。 ④歩行 最後は、いよいよ歩くことです。 「さあ、みんな歩いてみてー」と言われると 早く歩こうと「バタバタバタバタ・・・ドタドタドタ」 いえいえ、ここでも足を引くことに注意して。 また、足の付け根は体の中心にあります。 そこから、足が出るように意識して!! 「えー!!ここ!?」 という子どもたちの表情。 でも、それだけでも先ほどのドタバタ、ぺたぺたした 足の音は消えていきました。 正しい体の使い方を教えてもらった少しの時間でも、 子どもたちの力はぐんとアップしたようです。 最後に、横隔膜のトレーニング。 深い呼吸が出来るように、ドッグブレス。 犬のように舌を出して。へっへっへと呼吸。 正常な横隔膜の動きがあれば、5分は続くそうですが この日は30秒で・・・へとへと。 親子でたくさんお勉強をした今日。 とっても楽しく学べました。 最後に、日高先生と一緒に記念撮影。 日高先生、ハノイで筋膜リリースのお店を開店されます。 またハノイに来られる際は、2度目の講習会をお願いします。 それまで、また幼稚園でもトレーニングしましょうね。 (たこ) ベトナム・ハノイの日系幼稚園 さくらHoaAnhDao幼稚園ホームページ |
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